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広告は、優れたマーケティングの教科書だ。世にあふれる広告をただ流し見るのではなく、視点を変えて見るだけで、きっとビジネスセンスが研ぎ澄まされるはず。このカテゴリーでは、優れた広告を発掘・紹介します。

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クラレの「ミラバケッソ」CMと名キャッチコピーの考察

化学メーカーって、一般消費者に馴染みがないので、結構思い切ったCMやコピーを生み出すことがあります。例えば化成品等を扱う株式会社カネカは、「科学で願いを叶える。カネカ」というキャッチコピーを生み出しました。同じく化学メーカーのクラレは、「ミラバケッソ」というCMを生み出し、一世を風靡しました。この記事ではクラレの「ミラバケッソ」CMを紹介し、少し考察を交えたいなと思います。 この記事の目次 未来に化ける素材で「ミラバケッソ」、誕生は2006年頃 最近のCMは2014年ころまで? ミラバケッソのぬいぐるみ(動物)はなに? ミラバケッソCMの目的は「企業ブランディング向上」 「企業ブランディング向上」のために、素材まるごと全部をざっくり紹介 TVCMからマーケティングを学ぼう! 未来に化ける素材で「ミラバケッソ」、誕生は2006年頃 主演は成海璃子。イメージもあっていますね。最近のCMは2014年ころまで? いまは大々的なCM展開は少し収まっている様子。ミラバケッソを継続するのか、リニューアルしていくのか、2018年段階ではわかりません。ミラバケッソのぬいぐるみ(動物)はなに? ミラバケッソのぬいぐるみ(動物)は、アルパカという実在する動物です。アルパカは南アメリカ大陸原産、南米アンデス山脈などに生息する生き物。羊と同じく、毛を刈り取ることを目的として家畜としても飼われているのだとか。 日本でお目にかかれる機会がなかなかない動物だと思いますが「那須アルパカ牧場」で実物を見れそう。くりくりお目々、もふもふなボディ、エアリーな前髪などが特徴ですね。ミラバケッソCMの目的は「企業ブランディング向上」 さて、素材メーカー、化学メーカーであるクラレがなぜ「ミラバケッソ」などキャンペーンを展開しているのかというと、それはもちろん企業ブランディング向上に他なりません。 アイス、ジュース、自動車などと違い、極論をいえばTVCMをしなくても売上は立ちます。BtoCビジネスではなくBtoBビジネスなので、TVCMは戦略から外してもよさそうなものです。 ただ、クラレはTVCMを通じた【企業姿勢の理解促進】をしたいということなんですよね。イメージアップをすると、採用面で有利になったり、営業面で有利になったり、社員の自意識やモチベーションによい影響が期待できたり、様々な副次的効果が得られるとい […]
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ロッテ「爽」のCM&キャッチコピー集。出演女優は誰?

アイスのCMって、他のTVCMと違って単純明快なものが多く、「かわいいorかっこいい人」が「ひたすら食べて」「キャッチコピーはシンプル」みたいなものが多い印象があるのです。似たような季節商品である炭酸飲料だって、毎年大言壮語を言うようなコピーづくりに精を出し、世の中の飢餓を言い当てるような努力をしているのですが…(例えばビタミン炭酸MATCHのCMとか。) そのような中、特にロッテ「爽」のCMって最大限の賞賛の意味を込めて「え、そんなのがCMになるの?」というシンプルなコピーが多いのです。素人には逆に思いつかないか、思いついてもプレゼンが通らなさそうといいますか。ちょっと歴代のロッテ「爽」のCMとキャッチコピーを振り返ってみましょう。
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ビタミン炭酸MATCHのCMまとめ。名コピー「大人が飲んだらタイホだぞ」等

ポカリスエット、カルピス、コカ・コーラをはじめ、清涼飲料水には良いCMがたくさんあります。お茶ともコーヒーとも違う、ジュースだからこそやらなきゃいけない差別化、表現部分でのシーズンごとの突出したイメージを作り出すために、本当にクリエイターたちの知恵が絞られているなぁと感心するのですが、本日は「ビタミン炭酸MATCH」のCMを歴史を振り返りながらご紹介します。
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はちみつきんかんのど飴CM、歌ってるのは誰?えなりかずき?山崎まさよし?

CMソングがとても印象的なコマーシャルがありますが、「はちみつきんかんのど飴」はその代表格かもしれません。えなりかずきが歌っていたCMソングと、その前後の歴史を簡単に振り返りながら、この広告展開について考察をしてみました。
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ホンダ・オデッセイのCM遍歴とキャッチコピー考察

自動車産業はメディアにとっては大きな広告主でもあるわけですが、そのぶん魅力的なキャンペーン、熟考されたキャッチコピーなどが多くて勉強になります。この記事では、ホンダ・オデッセイのTVCMを振り返ってみました。
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マツダデミオのTVCM、その遍歴を追う。戸田恵梨香超えのTVCMはあるか?

車のTVCMはまたその制作予算、媒体予算ともにずば抜けていることから、創意工夫された様々なパターンのTVCMがザクザクでてくる産業であります。そして、そのTVCMの流れを追っていると、自動車業界はこういう風に世の中を捉えているのか、と参考になることも。この記事では、2000年以降の主要なマツダ・デミオのTVCMを集め、考察してみました。
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花王エッセンシャルの神CM「カワイイはつくれる」を考察

花王のシャンプー「エッセンシャル」のTVCMと、そこで用いられる名キャッチコピー「カワイイはつくれる」が素敵だったので、紹介します。キャスティングも時代にあわせてぴったりだし、なんと最初のキャンペーンは調べたところ2006年開始ということで色褪せないCMの凄みを感じますね。